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2011年度春季リーグ戦 開催にあたって

東都大学準硬式野球連盟加盟校へ、会長からのコメントがあります。

平成23年4月9日

-2011年度春季リーグ戦 開催にあたって-

東都大学準硬式野球連盟
会長  浅 田  實
 この度の東日本大震災において被災され、また、原子力発電所事故によって、避難生活を余儀なくされておられる方々に対し、心からお見舞い申し上げますとともに、悲しくも、震災の犠牲になられた方々のご冥福を衷心よりお祈り申し上げます。
 東北・北関東地区からは、連盟創立時より、数多くの学生が東都大学準硬式野球連盟に所属し、そして卒業されていきました。東都大学準硬式野球連盟にとりましては、誠に縁の深いこの地域が未曾有の大震災に遭遇し、少なからぬ関係者が被災され、天災の犠牲となられたことは、一人の準硬式野球OBとしても悲しみの念に堪えません。
 しかしながら、東北・北関東地区ご出身の選手ならびにOBの方々の誠実で社会に役立とうとする強い信念と使命感、そして、故郷への並々ならぬ愛情を目の当りにする時、必ずやこの難局を乗り越えられると確信いたしております。
 この度の大震災は、国家存亡の危機ともいえるほどの大きな被害をもたらし、国民としても日本の将来のために、新たな決意を持たねばならない時だと思っております。即ち、事に当たる真摯な姿勢と自らの責任を全うする気概が必要不可欠です。
 このような国難の中、東都大学準硬式野球連盟は、春季リーグ戦の開会式については中止とさせていただきましたが、リーグ戦自体は開催いたします。
 どうか選手諸君は、健康な身体のもと大学へ通い、大好きな野球が思う存分出来ることに感謝の気持ちを忘れず、東都大学準硬式野球連盟が全日本大学準硬式野球連盟の模範になるのだという気概を持って、各部春季リーグ戦を戦って欲しいと思います。
 参加校全選手諸君の、真摯な行動に期待いたします。

以 上