東都大学準硬式野球連盟規約
第1章 総 則
第 1 条 本連盟の名称を東都大学準硬式野球連盟と称する。
第 2 条 本連盟は全日本大学準硬式野球連盟傘下のもとに原則として各校の体育会公認の準硬式野球部を以って組織する。
第 3 条 本連盟の事務所は東京都渋谷区千駄ヶ谷4-27-7 全日本大学準硬式野球連盟内に置く。
(TEL 03-3401-0824)
第2章 目 的
第 4 条 本連盟は準硬式野球を通して学生相互間の親睦をはかると共にスポーツマンシップの涵養、技術の向上につとめ、全日本の大学準硬式野球の発展に尽力することを目的とする。
第3章 事 業
第 5 条 本連盟はその目的を達成するために下記の事業を行う。
・毎年春、秋、リーグ戦を開催する。
・その他本連盟を運営するのに必要と認めた事業。
第4章 役 員
第 6 条 本連盟に下記の役員をおく。
名誉会長 | 1 名 | 名誉顧問 | 若干名 | ||
会 長 | 1 名 | 副 会 長 | 若干名 | 顧 問 | 若干名 |
参 与 | 若干名 | 理 事 長 | 1 名 | 副理事長 | 若干名 |
常任理事 | 若干名 | 理 事 | 若干名 | 監 事 | 若干名 |
事務局長 | 1 名 | 学生委員長 | 1 名 | 学生副委員長 | 1 名 |
学生常任委員 | 若干名 | 学生委員 | 若干名 | 学生広報委員長 | 1 名 |
学生広報委員 | 若干名 |
第 7 条 会長及び副会長は本連盟に貢献があり理事会及び総会で推挙された者がその任につく。会長は本連盟を代表し、又副会長は会長を補佐し連盟の運営にあたる。
第 8 条 顧問、参与は理事会の推薦により会長が委嘱する。顧問は会長の諮問に応じ、参与は会務に参与する。
第 9 条 理事長及び副理事長は理事の互選により選出される。理事長は理事会を代表し、会務を執行する。理事長及び副理事長は緊急を要する事項で理事会に図る暇のない時はこれを執行することができる。この場合には次の理事会にて承認を得る。
第 10 条 常任理事は常時連盟の運営に協力できる卒業生を選出してこれにあてる。
第 11 条 理事は各加盟校より若干名ずつ卒業生を選出してこれにあてる。
第 12 条 監事は理事の中から選出し、会計の監査にあたる。
第 13 条 会長、理事長の業務を補佐し、連盟の会務を円滑に運営するために、事務局を設けることができる。事務局の組織、担当業務については別に細則を定める。
第 14 条 学生委員長は原則として当番制にし、1部学生委員の中から選出する。学生副委員長は次期当番校の学生委員とし学生委員長を補佐できる学生委員を選出する。
第 15 条 学生常任委員は1部の各校より1名選出してこれにあてる。学生委員は各部の当番校及び1部の副務をこれにあてる。
第 16 条 役員の任期は1年とし、留任を妨げない。但し、学生委員長、学生副委員長、学生常任委員、学生委員は原則として1シーズンとする。
第 17 条 会長以下の役員は、満年齢80歳を超える年度をもって退任する。(年度は連盟会計年度に同じ)
2.会長の歴任者で連盟に多大の功績があり、退任された役員は、総会の承認を得て「名誉顧問」として遇することとし、処遇については別途定める。
第5章 会 議
第 18 条 本連盟を運営するにあたり下記の会議を行う。
総 会 理事会 委員会 主将会議
決議事項に関しては総会に報告する。
第 19 条 総会は本連盟の最高決議機関であり、加盟全校の主将、主務及び全役員を以って構成する。
第 20 条 理事会は会長、副会長及び常任理事、理事を以って構成する。
理事会は必要に応じて理事長が招集しその議長となる。緊急を要する場合は総会にかわり決議することができる。
又、決議に関しては、総会に報告する。
第 21 条 理事会の中に表彰委員会を設ける。表彰委員会は理事若干名、学生委員長、学生副委員長、学生常任委員、学生委員で構成され表彰規定にもとづき表彰者を選出し、理事会に提出する。
第 22 条 委員会は常任委員及び委員で構成され、委員長が招集し議長となる。その決議事項は理事会の承認を得て発効される。
第 23 条 主将会議は各シーズン開催前に会長が招集し、そのシーズンの取り決めを協議する。主将会議には各加盟校の主将、主務は必ず出席しなければならない。
第 24 条 総会、理事会、委員会の成立要件はいずれも各構成員の3分の2以上の出席(委任出席を含む)を以って開催され、出席者の3分の2以上の同意を以って議決される。
総会には役員の委任状による代理出席を認める。主将会議には主将、主務の委任状による代理出席を認める。
第6章 会 計
第 25 条 本連盟の会計区分は次の通りとする。
① リーグ戦会計
② 連盟会計
第 26 条 本連盟の会計年度は次の通りとする。
会計年度は、2月1日に始まり、翌年の1月31日に終わる。
ただし、リーグ戦会計は、上記会計年度内に春季リーグ戦・秋季リーグ戦に区分する。
第 27 条 本連盟の経費について、リーグ戦費は各加盟校の分担金、連盟費は各加盟校が登録した選手の登録費、並びにそれぞれの、会計区分に補助金、寄付金等の収入を以ってあてる。
第 28 条 本連盟の予算・決算は各会計区分により理事会及び総会において審議し、承認を得なければならない。
第7章 雑 則
第 29 条 本連盟の規約に違反するものは総会及び理事会の議決を経てペナルティを与えられる。
第 30 条 選手の登録は原則として入学時より4年間とする。但し、6年制の大学は6年間とする。
第 31 条 本連盟登録選手は各種団体の主催する試合に出場することはできない。
第 32 条 各シーズンの開始1カ月前に各校は全部員を登録する義務がある。追加登録は書類を以って提出し、試合前に発効するものとする。各校は試合開始前に25名以内の選手名簿を提出する。
第 33 条 各校は監督1名、コーチ2名を登録することができる。但し、全日本大学準硬式野球連盟に登録されたものとする。
第 34 条 本規約に定められていない事項は全日本大学準硬式野球連盟並びに関東地区大学準硬式野球連盟の規約に準じる。
第 35 条 本規約は総会の議決を得なければ改正することはできない。
2009年 2月14日 改訂
2015年 2月 8日 改訂
2016年 2月 7日 改訂
2018年 2月10日 改訂
2021年 2月 7日 改訂
東都大学準硬式野球連盟 リーグ戦規定
- 名称
本連盟の主催する公式試合は、東都大学準硬式野球リーグ戦(以下、リーグ戦)とする。 - 会期
リーグ戦は春季及び秋季に開催し、原則として、次の期間内に開催する。
春季 三月下旬から六月中旬
秋季 九月上旬から十月下旬
ただし、全日本大学準硬式野球連盟、関東地区大学準硬式野球連盟の主催する大会に支障が出ない範囲内で行う。 - 使用球による区分
本リーグ戦は、準硬式球(軟式H号球)にて行う。 - 適用規則
開催年度の日本野球機構の発行する「野球規則」、全日本軟式野球連盟が発行する「競技者必携」の最新版及び試合会場における特別設定規則によるものとする。また、本連盟が規定する「競技に関する連盟規約」に準ずることとする。 - 構成
リーグの構成は以下の通りとする。
一部リーグ 六校 二部リーグ 六校 三部リーグ 六校 四部リーグ 六校
五部リーグ 六校 六部リーグ 二校から六校
新規加盟、脱会、休部等何らかの事情により、上記の構成が維持できなくなった場合には、その時点において協議し構成校数を決定する。 - 選手・監督・コーチ・マネージャーの登録
(1) リーグの登録資格及び要項
リーグ戦への出場は、本連盟規約による資格を有する者とし、本連盟へ登録された者とする(以下、登録選手)。
登録は一年ごととし、春季リーグ戦前の二月末日までに登録し追加登録は随時受け付ける。登録費は選手・マネージャー共に年間三千五百円とする。学生を監督・コーチに登録した場合、その学生は選手として出場出来ないが登録費は必要となる。
本連盟の登録選手は、関東地区大学準硬式野球連盟の登録者(年間三千円)であり、また全日本大学準硬式野球連盟の登録者(年間千円)でなければならない。
登録可能人員は、以下の通りとする。
部長:一名(年度内で入れ替え可、登録費不要)
監督:一名(年度内で入れ替え可、登録費不要。ただし、学生の場合は必要)
コーチ:若干名(年度内で入れ替え可、登録費不要。ただし、学生の場合は必要)
選手:制限なし
マネージャー:制限なし
トレーナー:制限なし(2) シーズンの登録
各シーズン開幕の一ヶ月前に各校は登録選手名簿を提出し、各シーズンの主将会議前にリーグ戦費を納めなければならない。各校のリーグ戦費は別に定めることとする。
人員及び背番号は以下による。
部長:一名
監督:一名 背番号:30
コーチ:若干名 背番号:26~29
選手:制限なし 背番号:1~25、31~
マネージャー:制限なし
トレーナー:制限なし(3)各試合の登録
各試合の登録選手は、そのシーズンの登録選手でなければならない。各公式試合における登録は以下の通りとし、試合開始前に指定用紙にて選手名簿を提出し、登録者だけがベンチ入りすることができる。
部長:一名
監督:一名
コーチ:二名
選手:二十五名
マネージャー:二名
トレーナー:二名(トレーナー登録された者) - リーグ戦形式・日程・順位決定方法
(1) 一部リーグは勝ち点制を採用し、当該校同士で、先に二勝を挙げたチームが勝ち点1を獲得する。二・三部リーグは当該校同士で、二試合対戦する。四部・五部・六部リーグは当該校同士で一試合対戦する。以上が原則であるが、二部リーグ以下は各リーグ戦前に協議し決定することができる。(2) リーグ戦開幕前に決定し、発表した組み合わせと日程は、雨天による中止や第三戦以上になったことで、変更することなく予定通り進行すること。雨天で延びた試合、第三戦以降は予備日等に振り当てること。(3) リーグ戦の順位は勝ち点、勝率の順に決定する。勝率に引き分けは算入しない。(4) 優勝決定は同点同率の場合、下記のようにプレイオフを行い、優勝を決定する。
二校 先に一勝
三校 一試合総当たり(同率の場合は、二試合の得失点差で決定する)
四校 抽選によるトーナメント(5) 二位以下五位までで同点同率の場合の順位は、全試合の得点と失点の差を合計し点数の多い順に上位とする。ただし、上部大会への出場権に関わる場合は一試合のプレイオフを行い、順位を決定する。(6) 最下位決定は同点同率の場合、プレイオフ一試合を行う。三校以上の場合は、抽選によるトーナメント方式とする。 - 攻守・ベンチサイド
リーグ戦の攻守・ベンチサイドは、前季の順位上位校が第一回戦の先攻三塁側とし、二回戦は逆、三回戦は一回戦と同じ、四回戦は二回戦と同じで以後繰り返しとする。 - 各部の入れ替え
各季、各部リーグ戦における上位リーグ最下位校と下位リーグ優勝校の対戦による入れ替え戦を一部リーグ戦の形式で行う。当該する各部の話し合いで対戦を一試合にしても差し支えない。この勝者が当該次季リーグ戦の上位リーグに所属するものとする。ただし、当該季においてリーグ戦不参加の場合、不参加校所属部の直下部最上位校が昇格し、当該リーグ戦を行う。なお、当該季不参加校の次季の扱いについては、協議のうえ決定する。 - 審判員
本リーグは、アマチュア野球の精神と、自主運営の観点から、学生による審判員を推奨し採用するものとする。
(1) 本連盟の審判員は、連盟審判員と称し、一シーズンごとの任命とするが、何度でも審判員になることができる。(2) 各校は、リーグ戦の選手登録と同時に、連盟審判員の登録を行う。連盟審判員は登録選手の中から選出することとする。(3) 登録された審判員はリーグ戦開幕前に行われる、本連盟主催の審判講習会に参加しなければならない。(4) 登録人数は二名から六名とし、原則としてリーグ戦期間中は変更ができない。(5) 連盟審判員は三年生以上が望ましい。(6) 審判員として不十分な態度で試合に臨む者に対して、本連盟は当該校に審判員の変更を要求できるものとする。(7) 一日二試合の場合、第一試合の両校は第二試合の審判、第二試合の両校は第一試合の審判を行う。
一日三試合の場合、第一試合の両校は第二試合の審判、第二試合の両校は第三試合の審判、第三試合の両校は第一試合の審判を行う。 - 表彰規定
本リーグは下記の規定に基づきリーグ戦表彰をする。選考は表彰委員会で行い、理事会にて決定することとする。
(1) 各部優勝校。(2) 各部最優秀選手。優勝に最も貢献した選手で優勝校の推薦を受け、表彰委員会で選考し理事会で決定する。(3) 各部最優秀投手。規定投球回数(チーム試合数と同数以上のイニング)に達し、勝ち星の最も多い投手。同じ勝ち星の場合、勝率・防御率の順にすぐれた投手とする。(4) 各部首位打者。規定打席数(チーム試合数の三倍以上の数)に達し、最も打率の良い選手。二人以上の場合も認める。(5) 一部ベストナイン。
[投手] 最優秀投手と同じ選手。[野手] 各守備位置で規定打席に達し、最も優秀な選手。外野手は三名以内。選考基準は、二割七分以上の打率を有資格者とし、選考対象は打率・打点・失策とする。点数制にし、打率一分(厘は四捨五入)を一点、打点一点を一点、失策一回をマイナス一点で算出する。同点の場合、打率、打点、失策の順で決定する。二箇所以上の守備位置にまたがった場合、最も多い守備位置を有資格とする。二割七分以上の打率有資格者がない守備位置では、同様の点数制にし、30点以上を獲得した者を有資格者として選考する。同点の場合、打率、打点、失策の順で決定する。[DH] 指名打者での打撃成績のみを対象とする。規定打席に達し、二割七分以上の打率を有資格者とする。打率・打点を選考対象とし、野手と同じ点数制にする。(6) 特別賞は選考する対象があった場合に、表彰委員会で選考し理事会にて決定する。
2009年 2月14日 制定
2012年 2月 4日 改定
2017年 2月 5日 改定
2023年 3月21日 改定
競技に関する連盟規約
- 降雨、暗黒その他の事情で試合を中止するなど、リーグ戦運営に関係のある事柄については、当該審判員及び本部役員の協議により決定する。当該校は試合開始予定二時間前に定められた連絡場所に連絡し、試合の有無を確認する。
- 正式試合は野球規則4.10(C)に五回とあるのを七回とする。
降雨、日没等の場合、七回の攻撃を均等に完了するかあるいは、先行のチームが七回を終了した得点より、後攻のチームの六回までの得点が多い場合、これをコールドゲームとし、七回を終了しない場合はノーゲームとする。 得点差によるコールドゲームを採用する。七回以降10点以上の差がついた場合コールドゲームとする。この場合の個人成績に関して、投手の規定投球回数は試合数とし、打者の規定打席数は試合数の二倍以上とする。 - 試合は経過時間に関係なく延長戦は行わないが、勝ち点制を採用する1部リーグでは九回終了時同点の場合、十回よりタイブレイクを行い試合の勝敗を決定する。無死1・2塁、打順は継続とする。2部以下、勝率だけで順位を決定する場合には九回終了時同点の場合は、引き分けとし、再試合は行わない。特別継続試合は採用しない。2・3部は2試合制。4・5部は1試合制とする。
- 一試合の目標試合時間を二時間三十分以内とし、スピード化を図り全チーム・全選手が協力して目標時間の達成を目指すこと。
- 指名打者(DH)制を採用する。
指名打者は一切守備につかず、投手と攻守を分担する。試合開始前にメンバーを提出する際には、投手以外の野手とともに打順が定められる。チームは必ずしも指名打者を指名しなくてもよいが、指名しなかった場合には、その試合途中から指名打者を起用することはできなくなる。指名打者に関わる選手交代は以下の通りとする。(1) 指名打者への代打・代走
指名打者は少なくとも一度打撃を完了しなければならない。一度打撃を完了した後か、相手チームの先発投手が降板した後は、指名打者に対して代打や代走を起用することもできる。この代打者または代走者は、それ以降指名打者として、退いた打者の打順を引き継がなければならない。(2) 指名打者に代わって投手が打つ
指名打者は投手に代わって打撃を行う者であるから、投手が打席に立っても構わない。ただし、それ以後指名打者の役割は消滅し、指名打者は退いた形となる。(3) 指名打者が野手になる
守備位置変更により指名打者を守備につかせることもできるが、その場合、指名打者の役割は消滅する。指名打者の代わりに退いた選手の打順は、投手が引き継がなければならない。指名打者だった選手の打順は変わらない。(4) 投手が守備位置を変更し、投手でなくなる
投手が投手以外の守備位置へ移った場合、指名打者の役割は消滅する。投手だった選手は指名打者の打順に入り、指名打者は退いた形となる。新たに登板した投手には指名打者を使用することができない。(5) 野手が守備位置を変更し、投手になる
野手が投手へ守備位置を移った場合、その時点で指名打者の役割は消滅する。新たに登板した投手に対しては指名打者を使用することができない。 - 申告敬遠制を採用できる。申告敬遠を宣告できるのは、監督、コーチ、主将とする。
- その日の第一試合は予定時刻の三十分前に、第二試合以降は前の試合の七回終了時までに、本部に本連盟指定の打順表を提出すること。
- 前の試合が予定時刻より遅れている場合は、メンバー交換終了後の八回表より、先発投手及び先発捕手はグランドに入り自軍側ブルペンで投球練習をすることが許される。ただし試合中のチームが優先される。
- 予定時刻になっても、試合開始が不可能なチームに対しては不戦敗として扱う。
- シートノックは原則として後攻のチームより七分間とする。ノッカーも選手と同じユニホームを着用すること。当日登録の監督、コーチ、選手25名以内で行うこととし、女子マネージャーのノックの手伝いは禁止する。相手チームがシートノックを行っている間、投球練習を行うバッテリー一組とその保護の一人以外の選手は、ベンチ内で待機し、グランドに出ないようにすること。リーグ戦運営上、シートノックを短縮または行わずに試合を開始することもある。
- グランド内でのフリーバッティングは禁止とする。
- 選手の交代は、必ず球審に申し出ること。特に二人以上の守備の交代に注意すること。
- 監督または主将以外の抗議は認めない。ストライク・ボール・アウト・セーフ・フェアー・ファールボール・ハーフスイングなどの判定に対する抗議は厳禁する。
- タイムは、プレーヤーの要求したときではなく、審判員が認めたときである。
- 試合球の交換は審判員の認めたときに限る。
- 次打者は必ず次打者席へ入り、腰を下ろさず、打球に注意して待つこと。投手も打撃を行う場合は実行すること。
- 死球と走者負傷による、臨時代走を認める。投手・捕手を除く打撃が完了した直後の者がこれにあたる。
- 選手はもちろん、ベンチ外にいる応援者の、相手プレーヤー、審判員に対する野次は厳禁とする。犯した場合は、審判員・本部役員が注意を与える。再度注意を受けた選手・応援者は試合場から退場させられる。
- 危険防止のため、打者、走者及び一、三塁のベースコーチは必ずヘルメットを着用すること。捕手も守備についているときは、捕手の防護用ヘルメットを着用しなければならない。また試合中、投球練習場の捕手もヘルメットの着用が望ましい。
- 交代して一度退いた選手のベースコーチは許される。
- 金属製バットについては連盟の公認したもののみ使用することができる。
- 素振り用鉄パイプは使用禁止とし、球場内への持ち込みも厳禁とする。素振り用リングの使用は認めるが、できるだけ、マスコットバットを使用すること。
- 守備側の監督、捕手または野手が、一試合にタイムをかけて投手の所に行ける回数を9イニングスの試合にあっては、4回とする。この場合一人ででも1回と数える。攻撃側は9イニングスで合計3回とする。
- 試合中の選手は、できるだけベンチ内にいるようにし、むやみにグランドへ出て、バットスイングやキャッチボールを行わないこと。
- 攻守交代時に守りにつくチームは駆け足でポジションに付くことはもちろん、攻撃に移るチームも駆け足でベンチに戻り、第一打者とベースコーチャーはミーティングを離れ、所定の位置に速やかにつくこと。
- 投手の準備投球数は、一回目と投手交代時は八球以内とし、二回目以後四球までとする。
- 守備側からのタイムで試合が停止されたときは、その間投手は捕手を相手に投球練習をしてはならない。
- 試合中、内野手間で行われる転送球は、一回り以内とし速やかに投手に返球すること。試合時間の遅れ等で転送球をやめさせることがある。
- サングラスの使用を認める。掛けずに帽子のつばに付けておくことも認めるが、ファッション目的での使用は不可とする。
- ユニホーム着用時は、禁煙とする。試合の時はもちろん、開会式・閉会式などでユニホームを着用した時も禁煙を厳守すること。
- グランド整備は、シートノックの後に行い、五回終了時と試合終了後にも両チームにてグランド整備を行うこと。
- 使用したベンチはもちろんのこと、スタンドも含めた球場全体や学校の施設に、ゴミなどを残すことのないように、全員が意識を持って臨むこと。
- 開会式・閉会式に参加する際、各校は部旗とプラカードを持参し、行進は堂々と行うこと。
- 試合球場までの移動方法は各大学の規則に従って手段を選択すること。公共の乗り物を利用する場合、車内でのマナーに十分注意すること(大声・荷物など)。移動時の服装については正装とし、チーム統一のポロシャツ等も可とする。自動車等で移動する場合も、原則正装が望ましいがユニホームを正しく着用すれば可とする。
- その他、これに定めない事項は公認野球規則・競技者必携及び全日本大学準硬式野球連盟・関東地区大学準硬式野球連盟の取り決め事項を適用する。
2009年 2月14日 制定
2011年 2月 6日 改訂
2014年 2月11日 改訂
2015年 8月22日 改訂
2019年 2月 9日 改訂
2020年 2月 2日 改訂
2023年 3月21日 改訂